2016-11-22 第192回国会 参議院 法務委員会 第9号
当時の同和特別対策の推進によって、同対審答申で指摘された同和地区の劣悪で低位な実態は大きく改善を見た、また、心理的差別についても、内外における人権尊重の風潮の高まり、各種の啓発施策及び同和教育の実施、実態面の劣悪さの改善等によりその解消が進んできていると整理をした上で、下のページに三百九十九ページというページがあると思いますが、上の方に反面とあります。
当時の同和特別対策の推進によって、同対審答申で指摘された同和地区の劣悪で低位な実態は大きく改善を見た、また、心理的差別についても、内外における人権尊重の風潮の高まり、各種の啓発施策及び同和教育の実施、実態面の劣悪さの改善等によりその解消が進んできていると整理をした上で、下のページに三百九十九ページというページがあると思いますが、上の方に反面とあります。
ですから、それぞれの問題、例えば、法律で整備されておっても実際まだまだ内実が伴っていないとか、法律そのものが存在し得ないとか、また、事業がなされているけれども心理的差別は実際まだ解消されていないとか、個別の問題によって、例えば在日の問題、アイヌ民族の問題、被差別部落の問題、いろいろと、それぞれ当然対応方が違ってくるという意味においては、そうした重要課題をそれぞれの手法で解決していくという努力がやはりなされなければ
○政府参考人(衞藤英達君) 先生十分御存じのように、地対協の意見具申で、同和につきましてはこれからはむしろ非物的、心理的差別が中心になるだろうということで、まさに二十一世紀、人権ということでございまして、そうなってくると、やっぱり基本的には法務省が中心かなということは一つございます。
あらかた申し上げると、物的事業は進捗をし、あらかた峠をもう越えたと、ただ心理的差別、まさにソフトについてもかなり改善は見られておるけれども、なお問題を残しておるというような意見具申であったかと記憶をいたしております。
しかし、私どもが直接の所掌事務の対象としております心理的差別という面につきましては、これはもうかなり改善の方向にはあるというように認識しておりますけれども、これは私どもの人権侵犯事件として挙がってきております事件、あるいはまたいろんな情報を総合いたしますと、今なお、結婚であるとか就職であるとかというような事案において極めて厳しい差別事件が存在しておる、あるいはまた差別落書き等、あるいは差別の言辞等が
そういった意味におきましては、兵庫県におきましては、いわゆる兵庫二〇〇一年計画ですか、その中に、心理的差別の解消、これを中心課題としてその課題の中に据えておるというようなこと、それらの努力、なかなか大変な問題がございますし、いろんなデータを見ましても、改善のデータは出ておりますけれども、満足すべきような状況じゃない。
○国務大臣(石田幸四郎君) 何といいましても、この心理的差別の問題が一番大きな問題でございますので、今、先生が御指摘のとおり、国、都道府県、また市町村、企業、民間運動団体等、十分連携をとりながら進めてまいりたいと思うわけでございます。 現状を見ますと、例えば婚姻の問題等はかなり改善をされてまいりましたが、同和関係者と一般住民の婚姻の増加、随分数字的に見ますと変わってまいりました。
次に、地対協でも意見具申の中で力説をしているわけですが、多発する差別事件を見逃すことができず、今後の施策の重点課題として心理的差別の解消、こういうことを強く意見具申しておるわけでございますけれども、これも総務庁長官に、このような心理的差別の現状についてどう考えておられるのか。
○小森分科員 それでは、そういうふうなことがあっちこっちで起きておるときに、心理的差別は大分片づいた、そんなものじゃないのです。分析しておきます、私が。 なるほどまじめな国民の各層は、かなり問題の解決の方向にいきよります。しかし、有力者のところでは、自分らが権力的立場ですから、根性は大分ねじれよるよ。物が解決に迫っていくときに、権力的に抵抗しますよ。
その結果、これは平成三年十二月でございますが、地域改善対策協議会からも意見具申をちょうだいいたしておりますが、その中でも、同対審、昭和四十年の同和対策審議会の答申で指摘されました同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善を見まして、同和地区と一般地区との格差は全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展を見ているという御評価をいただいているところでございます
○上村政府委員 先ほども御答弁申し上げましたが、その平成三年十二月の地域改善対策協議会の意見具申の中におきましても、教育についてでございますが、特に、「教育については、心理的差別の解消を図るため、基本的人権尊重の精神を確立すること、学力、就学状況等の教育上の格差を解消すること、教育・文化の水準の向上に努めることを課題として各般の施策を実施している。
一方、心理的差別につきましても改善が進み、その成果については全体的には着実に前進をしているというふうに地対協の答申でも評価をいただいているわけでございます。
この同和問題の解決、特に心理的差別の解消というのが私どもの職務としておるところでございまして、こうしたいわば精神、文化の面におけるおくれた意識の解消ということは極めて重要なことであると考えているわけでございます。
その結果、平成三年十二月の地域改善対策協議会の意見具申におきましては、同対審の答申で指摘されました同和地区の保生活環境等の劣悪な実態は大きく改善を見まして、「同和地区と一般地域との格差は、全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展をみている。」との評価をいただいておるところでございます。
○筧政府委員 私どもが関係しております心理的差別の解消という点に関しまして、先ほど総務庁の方からも御紹介いただきました地域改善対策協議会の意見具申において、「心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展をみている。」とされながら、他方、「心理的差別の解消は、」「結婚や就職などに関連した差別事象が依然としてみられ、十分な状況とはいい難い。」
これらの対策の推進によりまして、これは平成三年十二月に地域改善対策協議会の意見具申においても指摘されておりますように、「同対審答申で指摘された同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善をみ、同和地区と一般地域との格差は、全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展をみている。」という評価をいただいておるところでございます。
とりあえず六月には概況調査をされるわけですが、その中で、附帯決議にもありますように「心理的差別の解消に向けた啓発等のソフト面の推進こということをとらえまして、明治四年の解放令以来今日まで差別が残っておる。これは現実の問題だということで地対財特法があるわけですから、この差別というものをなくさなければならぬ。二十一世紀に残してはならぬ。
それから、ただいま御指摘がございましたソフト面の問題でございますけれども、これは今御指摘ございましたように、昨年でございますか、法律の改正のときに与野党間の話もございましたし、それから法案審議の際の附帯決議でも、今お話ございましたように、いわゆる地対協の中に「心理的差別の解消に向けた啓発等のソフト面の推進、行政運営の適正化等、基本的な課題を審議するための仕組みが設けられるよう、」配慮するようにというところは
今度は、この附帯決議にもありますように「人権尊重の視点に立った取組みが引き続き必要である」「心理的差別の解消に向けた啓発等のソフト面の推進、」「基本的な課題を審議するための仕組みが設けられるよう、特段の配慮が」必要である。
その結果、昨年十二月の地対協の意見具申におきまして「同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善をみ、同和地区と一般地域との格差は、全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展をみている。」という評価をいただいておるところでございます。
○荒賀説明員 実態的差別と心理的差別の相関関係でございますが、ただいま先生からお話もありましたように、同対審答申におきまして部落差別を実態的差別と心理的差別とに分類をいたしまして、その相関関係については、心理的差別が原因になって実態的差別をつくる、また反面では、実態的差別が原因となって心理的差別を助長するというぐあいにこの相互関係が差別を再生産する悪循環を繰り返すというふうに指摘をしておるわけでございます
実態的差別と心理的差別は相互因果関係にあるということを言っておる。それはそこの文面では相互因果関係にあると言っているが、他の文面では差別というのは単なる観念の亡霊ではない、生活の現実、現実の事実そのものであると言っておるでしょう。だから、啓発啓発言うたところで差別の実態の残っておるところへどういうように啓発するのですか。
ただ、非物的事業あるいは心理的差別の問題、これはそれぞれの人々の心底の中に潜在化あるいは顕在化しておる問題でもございますので、こういった問題にこれかも重要な政策課題として、今までも取り組んでまいり、相当な改善はされたわけでございますが、まだまだいろいろと差別の問題が御案内のとおり残っておるわけでございますので、精いっぱい同和問題解決に向けて、一日も早い解決に向けて努力をいたしてまいりたい、こういう認識
ただ、非物的な事業、特に心理的差別の問題については、先ほども申し上げたように心の中に顕在化しあるいは潜在化している問題でございまして、これが解消したかどうかという問題についてはなかなか物差しがない。したがって、ある程度、時限法として五年間延長した、成立した今回の法律でございますが、その中で処理し得る問題がどうかという件についてはちょっと不安な面が頭の中をよぎるわけでございます。
その結果、平成三年、昨年の十二月の地対協の意見具申におきましては、「同対審答申で指摘された同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善をみ、同和地区と一般地域との格差は、全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、その成果は全体的には着実に進展をみている。」という評価をいただいておるところでございます。
心理的差別という言葉でも言われておりますけれども、その原因は一体どういうことからくるかということを正確に把握して対策を立て、しかもこれはかなり長期にわたる対策が必要だと思いますね。したがって、これはあと五年間延長して物的な面ではほぼ一応の目標を達成できるかもわかりませんけれども、非物的な面の解消というのはまだまだ長期間かかるのではないかと思。いますが、この点どう考えておられますか。
今回の意見具申におきましても、心理的差別解消のための啓発活動を重点課題の一つとして取り上げ、改めて創意工夫を凝らしてより積極的に推進する。これはやはり今までの活動が不十分であったということと同じ意味だと思いますね。この点についてはどう考えられますか。
○国務大臣(岩崎純三君) 昭和四十四年以来、同和対策事業特別措置法、地域改善対策特別措置法、現行の地対財特法と三たびにわたる特別措置法に基づきまして、今日まで関係諸施策の総合的な推進に努め、その結果、昨年十二月の地域改善対策協議会の意見具申におきましても、同対審答申で指摘された同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善を見、同和地区と一般地区との格差は全般的には相当程度是正され、また心理的差別につきましてもその
平成三年十二月の地域改善対策協議会の意見具申を踏まえまして、同和問題の早期解決に向けて改めて国民的課題としての展開が重要であり、人権尊重の視点に立った取り組みが引き続き必要であることにかんがみ、同協議会の中に、心理的差別の解消に向けた啓発等のソフト面の推進、行政運営の適正化等基本的な課題を審議するための仕組みが設けられまするよう特段の配慮が行われることを同協議会に対してお願いいたしたいと考えております
これは申し上げますと、「心理的差別の解消は、同和関係者と一般住民との婚姻の増加がみられるなど改善の方向にあるものの、結婚や就職などに関連した差別事象が依然としてみられ、十分な状況とはいい難い。」こうされているわけでございます。
○岩崎国務大臣 昭和四十四年以来、同和対策事業特別措置法、地域改善対策特別措置法、現行の地対財特法と三たびにわたる特別措置法に基づき、今日まで関係諸施策の総合的な推進に努め、その結果、昨年十二月の地域改善対策協議会の意見具申におきましても、「同対審答申で指摘された同和地区の生活環境等の劣悪な実態は大きく改善をみ、同和地区と一般地域との格差は、全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその
○末次政府委員 地対協の意見具申にもございますように、同和地区と一般地区との格差、これは全般的には相当程度是正され、また、心理的差別についてもその解消が進み、成果は全体的に着実に進展を見ているという具申がございまして、私どももそういうことではないかというふうに認識いたしております。
昨年十二月の地域改善対策協議会意見具申においても、心理的差別を解消するため、今後の啓発活動の重要性を指摘されたところでございます。同意見具申の趣旨を踏まえまして、今後とも職員に対する効果的な研修啓発の推進により一層努めてまいる所存でございます。
○岩崎国務大臣 極めて端的な御質問でございますが、ただいま土肥先生の人権問題を初め心理的差別の問題を踏まえまして突っ込んだ議論を拝聴させていただいております。
そのおかげをもちまして、昨年十二月十一日の地対協の意見具申によりますると、生活環境あるいは生活実態、そしてまた心理的差別、こうした問題等については、全体としては大きく改善をしたのではないだろうか、そうした評価もいただいておるところでございますとは申せ、物的事業の残事業の問題、非物的事業につきましては、今後ともさらに推進を続けていく重要な施策である、このように端的に指摘をいたしております。
○東(順)分科員 今長官は、心理的差別がどれだけ進むか、こうおっしゃいましたけれども、心理的差別の解消がという意味ですね。 今、機関の意味につきまして、物的事業とともに心理的差別を解消していくということを重視しての、二十一世紀に差別を残さないためのさまざまな施策、こういう場となっていく、このような御答弁でございましたけれども、私もそのとおりだろうと思います。
○鳩山国務大臣 同和問題につきましては、井上前文部大臣から、これは基本的人権にかかわる問題であり、教育の機会均等という側面もあり、いわゆる心理的差別を初めとする同和教育の重要性という点もあり、前大臣から引き継ぎを受けておるところでございます。 私有身も、先ほど前の前の方の御答弁で申し上げましたように、この同和問題、なぜこのような問題がいまだにこんな形で残っているのか全く理解できない。